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![]() 〜正岡慧子先生〜 楽しみにしていた講座が8月16日から始まった。 私が尊敬する廣瀬先生の学園で開催される薬膳の理論と実践の講座である。 お忙しい廣瀬先生も5日間出席するという講座だけあって内容も充実しているはずという予測は見事に的中していた。 正岡先生は、本来児童文学作家というお仕事を持つ一方で中国文化の一つである鍼灸針師の資格をお持ちでありその傍らで薬膳の研究をされた才覚豊かな方であった。 ![]() 充実した講義の内容は後に触れるとして、穏やかな口調でゆっくりとしかもわかりやすく講義を進めていく歩調でありながら要点がしっかり抑えられている事に私は受講しながら心地よさを感じていた。 午前中に講義、午後から実習という時間配分も集中講座でありながら疲れを感じさせないものとなっていた。 「薬膳は中国の食文化です。日本にも素晴らしい食文化がありますが、現代において目的である〜のためにが消えています。薬膳の思想を日本の食文化に置き換えて皆さんの力で広げていって欲しいと思います」というご挨拶で始まった初日だった。 講義の内容は又別の機会にご紹介するとして正岡先生はとても好奇心旺盛でチャレンジャーだった。テキストが出来上がっている実習内容に突然あれもこれもと追加される。特に4日めの「パン」は薬膳の世界に無いので興味深かったらしい。 突然、「ナン」に「うこん」やら「よもぎ」やらの注文が出され実施されていく。 私たち受講生にとっては情報にふくらみが加わるため講義が充実されるので大歓迎だが、実習を担当された誠心学園の教授陣は冷や汗ものだったと思う。 |
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![]() そして最終日、「私の体は食べる物でできています。食べるもの意外に体を維持するものはありません。これが皆さんに贈る私の言葉です」と5日間にわたる講義を締めくくられていた。 私は、講義の中でたくさんの情報と共に正岡先生の「理気」を頂いてとても満足していた。 まだまだ触りの知識しか持ち合わせていないが、今後、私の口から「薬効」「薬膳」という言葉が飛び交うことはまちがいないだろう!! |
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